名古屋市緑区のS様邸。一年程前に工事着工時に、ご近所に奥様のご両親宅があると事前に聞いていましたので、ご挨拶に伺いました。チャイムを鳴らし暫くすると体格も良くいかにもその筋の方かと思う様な年配の男性がとても無愛想に(言葉が悪くてすみません)出てこられ、その瞬間、『えっ?やばぁ~家を間違えた!』(奥様のイメージからとてもその方がお父さんだと思えなく)、少し後ずさりしながら『S様のお父様でしょうか?』とシドロモドロでご挨拶させて頂きました。

それから一年、定期点検でS様宅にお邪魔して,お父さんのエピソードを笑い話として奥様にお話しました。

『父は町工場を営んで来た頑固一徹の電気職人で、私は今までたった一度たりとも褒めてもらったことはありませんでした。この家を造り掛けた時も何かと言われました。しかしこの家が完成した時、その父がこの家は凄い。と生まれて初めて褒めてくれたのです。それが凄く嬉しくて嬉しくて・・・』

私も思わず熱くなってしまいました。

『私たち(夫婦)は休日毎に様々な会社を見て周りましたが、どれも印象に残る素敵な家を見つけることはできませんでした。そして最後に行き着いたのが安城さんでした。住宅メーカーの注文住宅の本体価格でこんなに素敵なインテリアになり、照明器具、カーテン、家具まで揃ってしまい本当にありがとうございました。価値を考えたら安城さんは絶対にお得です!!』とご夫婦共に力を込めてお話して頂けました。

創業昭和四年 安城建築 浅井宏充