昨日静岡の建築業者さんが正しいドライウォール工法を習得したいとのことで、弊社のドライウォール施工現場に視察にこられました。

現在弊社で活躍してくれているドライウォール職人は、輸入住宅の権威戸谷英世先生からのお墨付きを戴いております。先生からは、お茶を濁した様な紛い物のドライウォールが巾を利かせる中、是非安城建築には正しいドライウォール工法を我が国に根付かせて下さいと言われました。

ドライウォール工法は下地処理に手間隙掛けているか否かは仕上がってしまえばその時部分は分からないかも知れませんが、長期的には必ずその違いが現れます。(石膏ボード張り方、石膏ボードの下地の施工方法もドライウォールの長期に渡る品質影響します)同じ材料、同じ道具を使用しても、施工する職人の知識、技量、生真面目さにより大きく品質が異なってしまいます。

以前ある分譲会社が複数棟の現場のドライウォールを施工し、入居後にひび割れが多発して大問題となり、やはりドライウォールは駄目だという結論に至ったそうです。施工方法に問題があったことは明らかでしょう。このことからも戸谷先生が正しいドライウォールの実践を切に願う気持ちは充分理解できます。

創業昭和四年 安城建築 浅井宏充