知人の工務店社長の話

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知人の社長から次の様な話を聞きました。あるお客様から同じ県内に建つモデルハウスと同じものが欲しいという依頼だったそうです。その時、仕事が切れ気味なので出来ることなら受注したいと思ったそうです。しかし、例え業界間の自由競争と言え、人としての最低限のモラルと自分自身のプライドだけは必要だと感じ、お断りしたそうです。結果的に某建設会社が建てることとなったそうです。

私はその話を聞いた時、『それは正しい判断だったと思います』とお伝えしました。

お客さんの家づくりの最終目的の多くは『家族の幸せ』です。時としてお客さんに対して『そのご希望は、結果的にお客様家族の幸せに繋がらないと思います』とお伝えしてあげることこそが、お客様の為になることもあるのではないでしょうか。

他社の造ったものを真似する会社のスタッフ、職人達はその家をどんな思いで造るのでしょうか、そしてその会社のOBのお客様たちはそれを知った時どう思うか。最終的に判断するのはトップの判断に委ねられます。会社の存続の為に受注することも重要でしょう、しかし、本当にお客様のためになるか、そして人として本当にその判断が正しいのかを考える必要があると思います。

創業昭和四年 安城建築 浅井宏充

2016 年 3 月 24 日

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