家にも魂が宿る

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造る過程を見ていると弊社の家は、つくづく職人泣かせ(手間の掛かる)の家だと思います。

細部まで造り込む為、職人さんは千を超える回数上り下りをします。正直、たった一度だけでも仮設階段の無い部分で上がり降りしても、相当体力を消耗します。

下記写真は、135度の出窓にパーツを取り付けている様子です。二つのパーツを135度の角度でピッタリと合わせるのは至難の業で、このひとつの作業に数回足場を上り下りしていた職人さんに本当に頭が下がりました。
(専門家の方へ。卓上ノコを135度にセッティングすれば、簡単にトメが合うだろ。と思われることでしょう。しかしながら、このパーツの下には捨て張りのサイディングがあり、135度の出角部分にコーキング処理されています。よって正確に出角から出角まで寸法取りが容易にはできないのです。これは職人の作業をジッと見ていないと解りませんが・・・)

下記写真は、幕板を取り付けている様子です。幕板を究極の正確さで取り付ける為でしょうか、数本の釘を口に咥えながら、地べたに寝そべりながら取り付ける・・・その直向な姿勢に思わず熱いものが込み上げてきました。

下記の写真は、弊社のスーパー大工の青山さん、細長いものを均等な厚みで引き割るのはとても難しく、よってこの様なサーカス的な格好での作業となるのです。

OBのお客さんから新しい家に暮らし始めて、いいことが多くて・・・その様なお話を時々伺います。それは、私にとって、上記の様な職人さんや関わるメンバーの思いが宿ったと実感する瞬間でであり、プロジェクトの成功を意味し嬉しくなります。

創業昭和四年 安城建築 浅井宏充

2017 年 1 月 28 日

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