輸入住宅を手掛ける建設会社も各会社、様々な考え方により、輸入住宅を造っています。とにかく安く造ることを優先した場合、できるだけ多くの建材、キッチン等を直輸入して価格を下げるという考えの会社もあれば、弊社の様に後々メンテナンスを必要とする部分においては、国産品を使用するという考えの会社もあります。

弊社も20年前、モデルハウスを建設した頃は、直輸入にこだわっておりました。目先のコストダウンは達成しましたが、長期的にはお客様のメリットとならないことが次第に分かってきたため、直輸入の考え方を見直した経緯があります。

具体的な事例として、輸入住宅は日本の気候に合わないと言われた大きな原因のひとつに輸入サッシの問題点があります。正直、弊社も過去の苦い教訓を経て、現在では、最良と思われる施工へと改善して参りました。

デザイン的にも日本のサッシには無い、魅力的で美しさが輸入サッシにはありますが、輸入サッシを使用する場合、日本の気候に充分対応した商品かを吟味する必要があります。ハリケーンが到来するエリアでの充分な実績や、日本国内使用において最低10年以上問題が無かったかの検証及び専門のメンテナンス職人の存在が絶対条件だと言えます。

尚、弊社では、北海道の工場で組み立て生産されている『モンタージュ』オール樹脂サッシ(UVカットアルゴンガス入りのペアガラス又はトリプルサッシ)を主に使用しております。既に国内においても15年の実績があり、メンテナンス体制も万全です。