インテリアデコレーター
日本で言われるインテリアコーディネートのことを北米では、インテリアデザイナーと言う。インテリアコーディネーター、インテリアデザイナーの仕事は、一般的に建築に関わるコーディネートに加え、カーテン照明器具位までの作業内容となる。
北米では、建築終了後のファニチャー(家具)や装飾品をコーディネートする専門家がいる。それがインテリアデコレーターである。(インテリアデザイナーとデコレーターと兼務されている方もいる)
高級ホテルのスイートをイメージして欲しい。
ファニチャー(家具)やランプ、花瓶や絵画、その他の細かな装飾類を省いた状態、それまでがインテリアコーディネートの仕事であり、その後の仕事はインテリアデコレーターの仕事である。ホテルのスイートがあれほど劇的に豪華に変身してしまうのは、インテリアデコレートのマジックによるものである。
弊社のモデルハウスを体感して頂けたらご理解できるかと思うが、スイートルーム同様、インテリアデコレートにより、連続する空間(部屋)にファニチャーや観葉植物を配置することにより、各部屋の役割を明確にしながら視界的にも変化を持たせることが可能となる。ホテルのロビーと同様の効用である。
残念なことに、日本では世界に通用する上質なデコレートを可能とするインテリアコーディネーターの数は極めて希少である。事実、国内の高級ホテルのインテリは殆どが海外のインテリアデザイナーとデコレーターによるものである。

2008/06/21
家族の想い出
北米の映画を観ると時々家の壁に沢山の家族の写真のワンシーンを見ることがある。
渡米した際、何度か個人の住宅に招かれたことがあるが、その際、壁に飾ってある家族の写真を何度も熱心に説明された覚えがある。米国では「家族」に対する特別な思いがあると感じる。おそらく、巣立った家族が再びクリスマス等で集う時、これらの写真は家族の絆を確かめ合うものとなるのだろう。
私の実家では、写真こそ飾ってはいないが、兄弟で背比べした柱がある。柱の低い部分に微かに残る線からは時の長さを感じる。ムカつくこともあるが、何故かこの柱を見ると穏やかな気持ちになる。家の何処かに家族のミュージアム的な場所を残すことをお勧めしたい。

ドライウォール工法は子供たちの成長を壁に刻むことが出来ます
2008/06/17
本当のバリアフリー住宅
「バリアフリー」と聞いて何をイメージされるだろうか?ユーザーの多くは、バリアフリーと聞くと、「段差がない家」そんな感じだろう。
日本において住宅の中での死亡率のナンバーワンは転倒によるものでなく、温度差による脳梗塞である。事実、事故が起こる場所は、浴室やトイレなど温度差によることが原因なのである。
米国では家の中にあえて段差を設ける場合も多い。インテリアの変化をもたらすことの他、リハビリの効果を持たせてあるという。当然だが、人間は足を上げずに済む環境下に置かれれば、次第に運動機能も低下するからである。
米国では、バリアフリー=「家中の温度差がないこと」だという認識を持っている。その為、家全体を魔法瓶の様に断熱しセントラルヒーティング(全館空調)により、家の中快適に保ち、温度差による脳梗塞を防いでいる。
又、開放的で段差を用いた間取りにより、家の中を自由に歩きまわりながら、適度な段差によりリハビリ効果も持たせてあるのである。
では何故、日本のバリアフリーは、温度差ではなく段差のバリアフリーになってしまったのか?理由はシンプルである。安く造れ、ユーザーからも理解しやすく、簡単に売り上げに直結したからである。
2008/06/16
CHANGE(チェンジ)
毎週月曜日は木村拓哉主演の「CHANGE」を楽しみにしている。
田舎の小学校教員だった朝倉哲太こと木村拓哉が、ひょんな切っ掛けで総理大臣になり、私利私欲に走る派閥や官僚を敵に回しながらもひた向きに世直しをしていくというドラマである。シンプルな感想だが、朝倉の国民への裏表のない正直さに毎回爽快な感動がある。
近頃、後期高齢者医療制度、道路特定財源、消費税アップ等が話題となっている中で、年金問題、居酒屋タクシー等モラルの低さが問われている。
議員や官僚も含めて痛みを感じることとなれば、国民もその思いを理解してくれると思う。
若者がこの国を誇りに思えるそんな国づくりを・・・。そんな想いでこのドラマが作られた気がする。
2008/06/14
駅舎
少々、鉄ちゃん(鉄道ファン)気味の私は、昔の駅舎にも関心がある。昔の駅舎は学校建築同様、明治大正時代の美しい西洋建築が多い。
おそらく地元で活躍する宮大工が西洋建築を謙虚に学びながら、自分たちの社寺建築と融合させながら、全国の宮大工と腕を競い合ったのではと思う。
残念なのは、最近建てられている駅舎のチープさである。その殆どが近代的なデザインで、旅に出掛ける際にも旅情感が湧かない。
先日、ネットで昔の駅舎の画像を検索した際、長男にこれらの駅舎をどう思うかと尋ねてみた。すると、とても深いことを言った。
(長男)「この時代には生まれていないけれど、なつかしい感じがする」
(私) 「今の駅と比べてどっちがいい?」
(長男) 当たり前の様に「こっち」と昔の駅舎を指差した。
長男の一言で弊社の取り組みに確信を得ることが出来た。
2008/06/10
職人
前回のブログで紹介した外装職人は正直言って少々柄が悪そうに見える(恐らく、繊細が故に結界を張っていると思う)彼の仕事を見ていて思うのは、私がこの業界に入って20年程なるが、これほど技術とマインドの高い職人はいない。
輸入住宅や西洋住宅は、建て方後に造り込まれる外部の細部の造り込みによって、より本物に近づけることが可能となる。それには、細部の納まりを適切に指示できる現場監督と、それを元に造り込める職人がどうしても必要となる。時として現場監督の指示にひと工夫を加えることにより、より美しくなる場合がある。それがこの職人の極めて優れている処である。
職人は予め決められたコストで作業する場合が多い。その中で、あえて手間と時間を惜しまずに「こうするともっと格好良くなります」と監督に相談してくるのである。
弊社が数を出来ない理由は上記の様な理由からで、数は少なくとも限られたベストなチームで造り込みたいと思うからである。
帰り際、彼が言った一言にヤラレタ。「格好良くしなければ、安建の家では無くなっちゃいますから」
2008/06/07
職人の目
今日職人との会話の中で、家づくりで最も厳しい判断基準を持っているのは、やはり職人だと改めて思った。その職人は、様々な大手住宅メーカーから零細の工務店の外装工事をおこなっている。
各現場の工事の際、大凡であるがその建物の坪単価が耳に入るそうだが、その金額と自分が予想した金額のギャップが極めて大きい場合があると聞いた。いわゆる、支払ったお金が有効に建築に使用されていないと思うらしい。事実、あえてお施主さんには言わないが、本当に可愛そうに思うことが度々あるらしい。
話しの中で、平均坪単価70万以上のあるメーカーでも窓周りの収め方に非常に疑問があると言った。当然のことであるが、その様に隠れてしまう収まりの良し悪しをユーザーが判断出来るはずもない。住宅雑誌の情報やカタログに掲載されている数値等では職人の厳しい目は誤魔化せない。
弊社も今までに様々な建築業者の工事もおこなう鉄筋職人・型枠職人・水道職人・塗装職人から家の依頼があったが、やはり、職人から選ばれるということは何よりも嬉しい。
2008/06/07
時を経て人々から憧れるビクトリアンスタイル
間もなく東京ディズニーランド®開園25周年と共に、東京ディズニーランド®ホテルがオープンする。建設中のホテルは、ビクトリアンスタイルである。何故、ビクトリアンスタイルなのか?理由はシンプルである。時を越えていつまでも美しく人々の憧れだからである。
ディズニーホテルの規模とは比較にならないが、この写真は現在弊社が建築中のビクトリアンスタイルの住宅である。大手メーカー系の標準的住宅を実際に建てる価格同等、若しくは、プラスα程度の価格で建築可能な価格でご提供させて頂いている。
このビクトリアンスタイルの設計は極めて難しい。家の幅に対する棟の高さと太さ、棟の一辺に対しての窓のサイズ等、絶妙且つ繊細な設計技術を要求される。輸入住宅に携わり十数年になるが、私の知る限り輸入住宅を専門に手掛ける建築家の中でも、完成度の高いビクトリアンスタイルを設計できる建築家は殆どいない。
このクイーンアンの建物は弊社のフラッグシップとなることだろう。
東京ディズニーランド®ホテル http://www.disneyhotels.jp/tdh/
2008/06/02
輸入住宅になくてはならないドライウォール工法(高性能パテ処理)のメリット
ドライウォール工法のメリットのひとつに壁の角部分に取り付けるアールのコーナービート(専用のコーナー部材)がある。このコーナービートを取り付けることにより、鋭角な部分が無くなり、インテリアに女性的なやわらかさを持たせることが可能となる。
又、鋭角な角部分が無くなることにより、小さなお子さんや足腰の弱いお年寄りが万が一転倒した際も安心である。実際に、弊社のお客様のお子様が転倒され、このコーナービート部分に額をぶつけられたが、コーナービートが凹み、お子様に怪我はなかったという実話がある。
話しは少し変わるが、風水学からしても鋭角からは悪い気が放射されていると言う。私の勝手な解釈だが、このコーナービートにより全ての角部分がアール状になる為、その点もかなり緩和出来ているのではと思う。

2008/06/01
北米式ツーバーフォー工法の特徴(階段編)
日本式ツーバイフォー工法と北米式ツーバイフォー工法とでは、造り方も異なる。そのひとつとして階段がある。
通常日本式ツーバイフォー工法の場合、全ての建て方工事が終了し、室内造作工事に入った際、下地兼用の化粧階段を組み付けるケースが多い。
一方、北米式ツーバイフォー工法の場合、構造と同時に構造材によりガッチリとした階段下地が造られ、その後、室内造作工事の際、階段材を構造時に造られた階段下地に取り付けられる。
仕上がってしまえば隠れてしまう部分だが、ひと手間掛けることにより、長期に渡りより丈夫でガッチリした階段が出来上がる。おそらく、北米では屋内においても靴履きの文化の為、少々衝撃があっても床鳴りしない階段が必要だったと推測する。

2008/05/31
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