2×4工法の“現場組み”と “パネル組み”の違い
2×4工法には現場組みとパネル組みという違った組み方があります。
現在日本ではパネル組みが多く見られますがこの2つの組み方の相違点と長所、短所は以下のようになります。 |
| ■パネル組み |
| 長所 |
・現場での工期が短縮できる(雨濡れ少)(日本人消費者は材料が雨に濡れる事をいやがる人々が多いため雨に濡れにくいパネル工法が主流となっています。)
・ 狭小地での施工が容易
・ 木材ごみが少ない
・ 工場で機械組みの為パート、アルバイトの仕事でよく、人件費が少ない |
| 短所 |
・工場組みの為トラック輸送が必要で、これに積めない大きさの部品は作れず2×4の最も重要な構造用合板による部材の結合がバンド金具止めとなってしまう
・ 壁合板の結合もパネルの関係上結合部が柱と柱の釘止めとなってしまう
・ 工場で組み立て後輸送する為、輸送回数増加に伴い輸送コストも高くなる
・ 連結部分が同じ位置になってしまう為、現場組みに比べて強度が落ちる
・ 重機での搬入が基本となる |
| ■現場組 |
| 長所 |
・現場で壁、床、天井、屋根全てを組む為、全ての部材が構造用合板にて最適に結合され強くなる
・ 大工により施工されるのでパネルより寸法、通りなど誤差が少ない |
| 短所 |
・全ての部材が現場にて加工、組み付けされる為、工期がパネルにくらべ長くなる
・ 木材ごみ等処理が必要
・ 大工施工の為人件費がかかる
・ 工期がかかる為、雨に濡れる機会も増える |
以上のような相違点があります因みに この2×4工法の本場合衆国ではパネル工法は殆ど見られません

私が生活していたカリフォルニア州サクラメント近郊での“現場組み”の住宅街
ちなみに一年の1/3が雨が降ると言われているシアトルでもほとんどが現場組にて施工されています。
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私は今まで在来(軸組み)工法・2×4パネル工法・2×4現場組み工法 すべての工法で施行を行いましたが、大工として自分の家を構えるならば間違いなくこの北米式2×4現場組みで施行した家にします。なぜなら自分の経験上この工法には施工的合理性に優れ、地震に強く、またデザインも私が若い頃映画で見て憧れたものだからです。
私の理想のアメリカンハウスとは格好いいのは勿論ですが、災害に強く家族が快適に尚かつコミュニケーションのとれる家です。
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| ※現場組の場合交互に構造用合板が貼れるため連続した一枚の壁が作成できる |
※パネルの場合一枚一枚の壁を工場で作成されるためにトラックに積める長さが限られ各パネルの接合部ベニヤは全て連続しなくなる。 |